報告が遅れておりましたが、2月4日(木)に、東京・浅草の商業施設「まるごとにっぽん」にて、「気仙沼水産資源活用研究会 商品発表会~気仙沼市 震災から5年の軌跡~」が開催されました。
この日のために用意された特設会場には、これまでkesemoの活動にご協力・ご指導いただいた企業、大学の方ら約100人が集まり、産官学を越えた連携を改めて感じる場となりました。
冒頭に菅原茂・気仙沼市長は、kesemoの活動の意義について、「参加する事業者が技術を持ち寄り、それぞれの強みを発揮し、他では真似のできない付加価値の高い商品を生み出すこと」と紹介。
「新たな産業を興し、若者を呼び戻すことを目指しています」と意気込みを語りました。
ゲストで訪れた長島忠美・復興副大臣は、気仙沼には日本だけでなく世界に向けて発信できるものがたくさんあるはずだとし、「気仙沼の商品がグローバルスタンダードに成り得ると思います。そのために必要なことは、人材を育てていくことです。復興庁としてもできる限りの応援を続けていきたいと思います。」と祝辞を述べられました。
会場には、気仙沼初の化粧品ブランド「KESMO MARINUS」のフカコラーゲンジェルとミスト、調味料選手権で最優秀賞に輝いた「気仙沼ホヤソース」のほか、現在開発中のホヤ醤油や海藻ドレッシングなども並びました。試食品のふるまいや即売会には一般客も来場され、大盛況のうちに閉幕しました。